Sonouchi

BLOG(修理(DIY))

シェーバー(髭剃り)

2025/3/15

 私が使っているパナソニックのシェーバー(髭剃り)は、非公式ですが電池交換できるんです。公式にはできないことになっているので故障しても自己責任にはなりますが、説明書にシェーバー廃棄時の電池の取り出し方が書かれていて、その通りにすれば電池交換ができます。シェーバーは週に1度くらいで充電していて、10年経った頃に電池が劣化してきたようで充電容量が減った感じがありました。電池交換したいと思いネット検索していると、見つけました。「でん吉」さん

 一般的に市販されていないちょっと扱いにくそうな部品類を売ってくれる「でん吉」さんのようなお店は価値が高いんじゃないでしょうか。パナソニック製シェーバーの電池ならだいたいそろうのではないでしょうか。非公式でもなんとなく修理できる環境を作ってくれているパナソニックさまとでん吉さまには感謝です。

 公式にシェーバーの消耗部品として指定されているのは刃。外刃は1年、内刃は2年みたいに推奨交換時期が一応決められています。他社品ですが経年劣化のせいか刃が壊れたのを見たことがあり、刃は定期的に交換すべきと信じていました。しかし替え刃はめちゃくちゃ高いんです。シェーバー本体を買うのとあまり変わらないようなお値段。SDG'sがどうの、エコがどうのとかいいながら、少しでも高い本体を売りたいんじゃないの??と疑いたくなるような値段設定は改善してほしいものです。そんな経緯で、パナソニックのシェーバー刃はどれだけ使えるのだろうと興味がわきました。調査を始めてはや13年になりますが破れないです。髭質とかにもよるのかな。

 シェーバーを含む家電ゴミって埋め立てなんですかね?家電ゴミは、静かな森を切り開いて穴を掘り埋め立て、埋めた後も汚染物質が溶け出したり、輸出して他国を汚染するみたいな話を聞きます。ゴミを出すことは誰かを傷つけるのではないか?ということに思いもめぐらせ、少しでもゴミは出さないようにしたいものです。私は直して使える道が見えるパナソニックのシェーバーを選ぶことにしています。


常備の接着剤

2025/3/11

 修理とは現代社会に対する聖戦だと思うんです。と今日も壮大な書き出しです(笑)。現代社会は「修理」をないがしろにしすぎかと思うわけです。2018年頃にApple社が旧機種のiPhoneの動作速度を意図的に遅くしていた事件がありましたが、新しい物を欲しがる欲望の闇だと思うわけです。最近では、事件とは言わないまでも、スマホやパソコンは個人で電池交換できなくなっていたり、ソフトウェア的にもサポート期限が切られてて5年程度しかまともに使えなくなっていることには違和感を覚えます。お金持ちの人は実害が無いかもしれませんが、全員が暮らしやすい社会とは言えません。企業が競争を勝ち抜くためそれらを是とする今の価値観は、自分たちの首を絞めているように思えるのです。

 修理という行動を起こすことで、「ん?直せないじゃないか!」となり、買った物を真に自分の物にするために、企業努力を促す推進力になると思うわけです。そういうわけで、修理は成功しようが失敗しようが、TRYすることはロマンがあるのです。

 壮大な話はこのくらいにして、修理には接着剤をよく使います。接着剤はいろいろな種類があり用途に応じて使い分けるのがBESTなんですが、使いきる前に古くなり捨てることになりかねません。ということで、私は常備の接着剤を決めています。その名はスーパーX(クリア)です。

 この接着剤は多くの材質によくくっつき、衝撃に強く、屋外使用にも耐えます。塗布するときには水あめ程度の粘りがあり使いやすく、とれあえずこれを使えば修理成功率は高いでしょう。硬化後はゴム状なのでやすりで削れないことが欠点とも言えますが、一番あきらめやすい機能かと思います。また、比較的よくあるプラスチック(ポリプロピレン(PP)/ポリエチレン(PE))は接着できませんが、多くの接着剤はそういうものです。常備用としてはこの機能は割り切るのが良いと思っています。どうしてもPP、PEもくっつけたい場合は、スーパーX HYPER ワイド


という選択もありますが、修理はコストメリットも出したいもので、少し高価な点は欠点と言える場面も多いでしょう。



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