Sonouchi

BLOG(節約術・生活術)

床下の白アリ対策

2025/4/16

 今日は一戸建て住宅の白アリ対策の話です。皆さまは、床下の白アリ対策はどうされていますか?とあるホームページによると、5年に1度くらいの薬剤処理が理想と書かれていました。確かに5年もすれば薬剤の分解も進むでしょうし、業者は結果責任を問われるという意味からも5年と言わざるを得ないでしょう。自分の家が白アリに食われることの責任を、業者(他人)にとってもらおうと思う方は5年に一度の薬剤処理が良いと思います。一方で自分の家は自分で守るんだという覚悟がある方は、このブログが参考になるかもしれません。もちろん私は白アリの素人ですので、そのつもりで読んでください。

 新築後数年経って薬剤が切れそうな時期に、この白アリ問題を考えたことがありました。結論から言うと「ホウ素系防蟻剤(ボロンdeガード・DIY)を自分で塗る」を選択しました。20年程になる今でも白アリもゴキブリも出ないという結果を得ています。ゴキブリのほうは住み方(調理後の清掃等)による効果も大きいのかもしれませんが、それだけでゴキブリとお別れできるとは考えにくく、ホウ素系防蟻剤が効いているのかと想像します。

 ボロンdeガードの有効成分はホウ酸なんですが、ホウ酸は揮発は分解が無く長持ちで、腎臓を持つ哺乳類には微毒である物質なんです。これなら自分で処理できますし、一度処理すれば多少点検がルーズでも大丈夫そうですから。とは言え、本来ボロンdeガードは通常は家を建てる時に塗るものです。建てた後に塗る作戦は正しく無いのですがやってみたという話です。

 元々業者様が施工してくれていた床下の薬剤の効果が切れた頃を見計らい、狭い、暗い、虫がいたらどうしようなどと思いながらも、捨ててもいい服を着て、ヘルメットと、懐中電灯を装備して床下に入り込みました。潜る季節は冬がいいと思います。冬なら虫もほぼいないので。考えすぎかもしれませんが、梅雨は避けたいですね。この時期に床下の湿度を上げるのは考えものです。

 床下に潜って最初は掃除から始めましょう。掃除機だと埃を巻上げるのが心配だったので、塵取りとハンディーほうきが良いかもしれません。「段取り八分、仕事二分」とは昔から良く言ったもので、薬剤処理前の段どり(掃除)が後工程をスムーズにこなす秘訣ですから頑張りましょう。それが終われば、薬剤を詰めたペットボトルと刷毛と塗料用のバケツを床下に持ち込み、床下から見える木材にくまなく塗り込むと完成です。目に入るといけませんからゴーグルはしたほうがいいかもしれませんね。

 ちなみに、ボロンdeガード・DIYはティンボアPCOという後継商品が販売されているようですが5kgの販売でお値段が高いです。それでも業者に頼むこと思えばとても安いですが、床下だけに塗る場合余ってしまいもったいないです。Sonouchiではボロンdeガード・DIYを1kg3000円(送料別)の量り売りで販売いたしますので、良かったらお問い合わせください。Sonouchiは正規代理店等ではありません。メルカリ等で出回る商品と同じ位置づけでの販売となります。自分の家が業者の物では無く、真に自分の家になるように試してみてはいかがでしょうか。

ほしいも

2025/3/4

 本日は川柳から。「らくしたい 技術の進歩で 仕事に追われ」。そうなんです。いくら技術が進歩しても忙しいには変わり無いんです。では進歩しなくても良いのでは?いいえ、そうはいきません。資本主義社会は進歩の競争なのです。では競争を辞めませんか?いえいえ、あなたもやめられないでしょ?これ人間界で蔓延している麻薬なんです。ビール(アルコール)はおいしいですが飲みすぎると麻薬と同じ。競争もビール一杯程度にしておく気持ちが大切です。今の競争は地球の有限性(持続可能性)を超えているという意味で麻薬状態なのです。

 麻薬から手を洗うには干芋がいいと思います。ん?何言ってるの??。今の世の中、干芋なんてスーパーで買ってきて終わりでしょ?。忙しい時はそれでいいんですが時間見つけて干芋作ってみませんか。私なんかは芋から育てますけど、それは無理としても茹でて、皮剥いて、長手方向にスライスして、干す!そうやって競争と対極にある生活や文化を楽しんではぐくむのです。干すのは干しざるを編んでみてほしいものですが、私もそんな技はありません。やっぱりこんなの買ってしまいましょうか(笑)。


Looopでんき

2025/3/1

 株式会社Looopは、2011年の東日本大震災の被災地に太陽光発電を設置するボランティア活動から誕生した会社です。自然エネルギーの普及を目指している会社で、使用済み核燃料の処理の課題をかかえる原子力発電や、CO2を排出の課題をもつ火力発電に依存しない電源確保に努める方針を持っておられるように思えます。Looopには「スマートタイムOne」という電気料金プランがあり、市場の電力需給に応じた30分毎に料金が変わるプランです。つまりは、ソーラー発電する時間帯や、暮らしやすい気温の時間帯は安いというプランです。欲望任せに電気を使うのでは無く「自然の都合に合わせて電気を使い、発電に伴う代償(原発事故・地球温暖化・地下自然採掘)を無くしましょう」とユーザに協力を呼びかけるプランです。「環境問題は技術革新でなんとかなるでしょう」などと他人任せの姿勢では、環境問題が解決できたとしても、人と人とが助け合えるような社会はできないのでは無いでしょうか。消費者側の協力を求める「スマートタイムOne」は世界を持続可能に導く革新的なプランであると思います。

 さて、このように熱狂的にLooopを応援する私が、Looopを辞めようと思うという話です。きっかけは、「Looop×デコ活 スーパーゼロエネ放題」というキャンペーンです。このキャンペーンは抽選で当選した方に、Looop指定日時の1時間の電気代が無料もしくはキャッシュバック(つまり電気を使えば使うほどお金がもらえる)されるという内容です。ラッキーなことにこのキャンペーンに私は当選しました。このキャンペーンでLooopが確認したかったことは、「ソーラー発電で電気が余る状態において、電気代を下げれば消費者はもっと電気を使ってくれるのだろうか?これによりソーラー発電できない時間帯には消費電力が減り、環境課題に対する答えになるのではないか?」という疑問に対する答えを得たいのだと思いました。当選した私としては、(大げさですが)責任感をもって電気使用量で答えを示そうと思い電気代が無料となる時間帯に、電気を使う作業を詰め込み大きな電力を使用をしました。

 それから数カ月が経ち、Looopは料金体系を見直す発表を行いました。いままでの電気料金プランは基本使用料が無料であることが売りの一つでしたが、これからは基本使用料相当する額を徴収することにするという内容に変更となります。基本使用料は過去12カ月のうち、もっとも電気をたくさん使った30分を基準として算定するとのことです。「ん?そういえばデコ活キャンペーンで当選したときに、通常行わない電力の集中使用をしたなぁ。」Looopさん、まさかとは思いますが、デコ活キャンペーンに当選させ、電力の集中使用を誘発し基本料金の値上げすることを画策しました??

 心配になりLooopに問い合わせてみました。「当然デコ活キャンペーンの時間帯は基本使用料の算定には含めないですよね?」と。しかし残念ながら「いえいえ、含みますよ」という回答でした。まんまと騙された感ありますね。その旨をLooopに返信すると、「お客様の声として担当部署へ上申させていただきます。」との回答でした。え?どうなるのかの回答はいただけないの??と思ったので、「結果をホームページかメールで教えていただけますか?」と送ると、1週間以上経った今でも返信はありません。

 少しムッっしてしまいますよね。Looopの顧客対応は過去から不満に感じることががありました。良くなってほしい思いから、改善提案をしたこともありました。もちろん企業としての改善できない都合もあるでしょう。そのうち改善してくれればいいやと思ってきました。少しづつ不満が募っていたこともあり、今回は応援したい気持ちが少し切れてしまいました。


 (25/3/4追記ここから)この記事を書いてから3日後にLooopから連絡がありました。デコ活キャンペーンは料金改定を検討する前に環境省からの受託事業として元々決まっていたので、料金つり上げの意図は無いこと。料金がつり上がることは把握しており料金改定までに対応方針を検討する予定があったが、料金改定の案内のみが先行してしまったこと。対応方針を3月中に決めてメールでも連絡する。などの内容に加え、謝罪と意見に対してのお礼をいただきました。いままでの事務処理とは違い、真摯に対応いただけたと思います。「なんとか」という感じはありますが、顧客の声を聞けたということは存続価値のある会社と言えるでしょう。気を取り直して、引き続き応援するスタンスをとることにしました。この先に記載していたコストパフォーマンスについての記載は削除することとしました。(25/3/4追記ここまで)



*弊社サイトは楽天アフィリエイトに参画しています。弊社サイトからリンクされた楽天市場で購入いただくことで、弊社が応援資金を得られます。サイト運営にあたりありがたいことですが、商品画像を使いたい目的のみでリンクをつけている場合も多く、リンク先で購入することを推奨するものではありません。